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ウィッグバインドってほんの数か月前まではまさに『悪魔のカード』といっても過言ではないくらいに強いカードでしたよね。強いを通り越して『ずるいカード』とまで称されたのは記憶に新しいと思います。さて今回の記事では現環境でみたときの『ウィッグバインド』を採用することの意味とその強さについて私なりに考察していきたいと思います。

まず簡単にテキストを抜粋しますと……

ウィッグバインド
マジック  8(3)/黄
フラッシュ:このターンの間、効果の記述を持つ相手のスピリットすべてはアタックとブロックができず、
相手は黄以外の手札のカードを使うことができない


もう少し分かりやすいテキスト↓

ウィッグバインド
マジック  8(3)/黄
フラッシュ:あなたの場に相手プレイヤーのライフ以上のシンボルがあるならば、あなたはバトルに勝利する


という感じでしょうか?
勿論、記述なしのスピリットや、装甲黄にはブロックされてしまいますがそれらのケースをはずして考えればこれほど凶悪なカードは他にはありません。極端な話相手スピリットが1000体居ようが勝ててしまうのがこの『ウィッグバインド』の強さであり、一歩間違えればゲームバランスの崩壊すら起こし得る非常に強力な効果であるということが分かると思います。

とまぁここまでは初心者の方向けの話。
ではウィッグバインドを実際にデッキに組み込み運用する場合についてどういった利点や欠点があるのかということについて私なりの意見を述べさせていただきたいと思います。個人的な解釈ですのでこれは間違っているだろう!とかやっぱりクズの意見はクズだな!と思いましたら黙ってブラウザバックお願いしますwww



1.黄色で使う場合と他色で使う場合はかってがちがってくる

基本的なお話で申し訳ないのですがバトルスピリッツというカードゲームには色による軽減という概念が存在しています。これはこのウィッグバインドを撃つ場合でも例外ではなく黄色軽減を使わないで使用しようと思えばじつに8コアもの大量のコアをトラッシュに送らなければ発動することはできません。先行4、後攻5コアからゲームが始まる事を考えると最短でも4~5ターンはかかってしまうことは周知の事実です。さらに相手のライフ以上のシンボルを場に揃えなければならないことを考えると非常に困難だということが分かると思います。

しかしながら緑の低コストスピリットには召喚時にコアを増やすカードが揃っており黄色以外では比較的簡単に場にシンボルと8コアを用意することが出来るため前環境では猛威を振るいました。ブレイヴによって簡単にシンボルを稼ぐことが出来たのもウィッグバインドが台頭した原因でしょう。場合によっては緑の方が黄色より素早くウィッグバインドでゲームを決める事ができることもあったことでしょう。

先行で3コストコアブーストカード(ダンデラビット、メイパロット、タマムッシュ)をプレイすることが出来ればその後の展開が非常に楽になることは体感でも分かります。
大げさですが、先行3ターン目には場のコアの総数は6となるのでまるまる一ターン分稼いだということになります。デルタバリアやサイレントウォールが一ターン決着を先延ばしするカードだということを考えると、これは非常に強力なアドバンテージだということで理解して頂けることでしょう。ビート系統のデッキでは速さ=強さにもなり得るのでこの1ターンは大きいです。
(前環境で言えば自由に使えるコアが5ということでペンドラゴンやフェニックキャノンがブレイヴ状態で召喚できるということも大きな点ですよね)
もしどちらもウィッグバインドで決める事を念頭に置いたビートダウン系のデッキであるならば、緑か黄色が強いということは確実です。


というように緑のように異常なコアブースト能力でもない限り他の色でウィッグバインドと採用することは難しいというのが名古屋のウィッグバインダーの意見です(赤コン(ガイアスラがフィニッシャーなのに)や強襲、紫にウィっぐを入れてたゴミ野郎がいうんだから間違いない)



2.バーストの存在

さてここからは新弾環境のお話。
正直現段階でウィッグバインドに対抗しうるバーストカードは以下の一枚

絶☆甲☆氷☆盾

でございます。
龍の覇王ジーク・ヤマト・フリードでも対抗可能だぜ!と思いましたが頭数を1体減らすだけなので確実に止めれるのはこれしかありませぬ。(打点の高いスピリットで一気に削られたらこいつでも駄目ですが……)

ウィッグバインドを撃つ側は常にこのカードの存在を頭に置いておかないと手痛い反撃を食らうことになりますね。というかバーストを伏せられたら常にこれだというプレイングをする必要がありそうです。しかしながら勿論相手の場に4コア払えるようでないならば即ウィッグバインド即終了させることが出来るのは言うまでもありません。
とくに相手の場にバーストが伏せられていないならば、従来の環境通りウィッグバインドは『撃てば勝てる』カードであると考えてもよさそうです。
以上のことからバーストが流行ってきたおかげでウィッグバインドが使えば勝てるカードではなく『使えば勝てる可能性のあるカード』という位置づけになってきたと最近感じています。(もっというと不純物)


3.絶甲氷盾が流行っているならば

現環境の緑ビートを支えている強力カードの一枚として『巨蟹武神キャンサード』があります。このカードはブレイヴが場にある状態でレベルを2に上げると擬似的にシンボルを一つ増やすというかなり攻撃的な能力を持ったカードです。絶甲氷盾を伏せられているならライフを一気に0にしてしまおうという過激な考えをもった緑愛好家の間では必須ともいえるカードです。
さてこいつとウィッグバインドを絡めた話をしましょう。

こちらの場には大量ライフ奪取マシーン
《巨蟹武神キャンサード+シユウ》(以下巨蟹)とタマムッシュがいると仮定しましょう。
手札にはウィッグバインドを握っています。場のコア総数は極端な例なので9コアとしましょう。

相手の場にはスピリットはいませんが、リザーブにコアが7つあります。
ライフは残り3です。バーストが伏せらています。


さてこの場合攻めての緑側はウィッグバインドを撃つか撃たないかのプレイングが問われます。コアの総数が9ということを考えるとウィッグバインドを撃つとのこり2コアとなり(シユウの黄色軽減)巨蟹、タマムッシュの上にはそれぞれコアが1つずつという状況が出来上がります。この場合シンボルの総数は3で相手のバーストが絶甲氷盾でないならばゲームエンドです。

逆に撃たないのならば巨蟹はシンボル3、タマムッシュ1の合計4。キャンサードからアタックを仕掛ければ一気にライフを0に出来るのでバーストが絶甲氷盾だったとしても勝利可能です。(バーストが絶甲氷盾でなく、相手の手札のデルタバリアを使われたとしてもタマムッシュがいるのでゲームエンド)


まぁこの状況なら私のような糞野郎でもウィッグバインドを撃たない方がいいということは分かりますよね。しかし今回注目して頂きたいのは決め切れなかった時の返しの状態です。

どこかの忍者が、
『バトスピのプレイングにおいて大切なのは、リスクとリターンの関係である』
と言っていました。

今回のケースの場合は『リスクとリターンの関係があまりにも釣り合っていない状況』であると言えるでしょう。


ウィッグバインドを撃ったケースは『大量のコアを使って決めに行ったあげく、バーストが絶甲氷盾、返しに守るためのコアが無くなってしまった』という最悪な状況です。


バーストが導入されたことで駆け引きがより面白くなったといえるでしょう。



4.結論は

で、こんなに長々と何を言いたかったというと
最早ウィッグバインドは万能ではないという事実です。強力なカードであることにかわりはないのですが、絶対なカードではありません。緑のデッキにおいて勝ちを引き寄せるためにコアブーストをかけるカードをダンデラビットやタマムッシュ、直接ライフを奪うカードを緑北斗やキャンサードと位置付けるならば、このウィッグバインドは不純物でしかないのです。




お付き合いありがとうございました。
ウィッグバインドは即禁止にはならなさそうですね。
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2011.11.25 Fri l バトスピ雑談 l COM(2) TB(0) l top ▲

コメント

非常に分かりやすくて読みごたえのある論文でした!
違う意見の方も居ると思いますが
この様に形として明確に表現されると
また新しく見識を開けるのではないかと思いますゼヨ

2011.11.25 Fri l どこかの忍者. URL l 編集
>>どこかの忍者
そうですね。ただただ「ウィッグバインド強すぎ萎えたwww」とか言ってる人達よりは僕の方がいくらかましです。
なぜ強くて、なぜ禁止にしてほしいのかをそれこそ明確にしてくれれば意見を述べ合うことができるんですけどね。


しかしこれだけは言っておきましょう。
「ウィッグバインドは強い」とwwwwwwww
2011.11.25 Fri l darkball. URL l 編集

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